Vision1の制御・監視システムは、ASBの成形機をお客様工場の情報システムと統合します。
このシステムは、トラブルシューティングとメンテナンスを支援すると同時に、エネルギー消費と生産性に関するデータをリアルタイムで提供します。
OPC UA通信プロトコルは世界標準であり、成形機情報へのスムーズなリモートアクセスを保証します。
提供される理想的なソリューションを参考に生産効率の強化が図れます。
「Vision1 for Factory」ソフトウェアは、ASBの成形機をお客様の生産情報システムと統合するトータルソリューションです。
リアルタイムで現在の生産状況にアクセスでき、リソースの最適化、生産効率の向上などに役立ちます。
例えば、容器生産において、現在の製品ごとの注文量や在庫レベルに基づいて金型交換のタイミングを最適化することが可能です。
さらに、制御アプリをカスタマイズしてVision1インターフェースにインストールすることで、独自の機能や特性を追加することもできます。
Vision1 対応機は、世界標準の OPC UA (Unified Architecture) 通信プロトコルとインターフェースし、互換ハードウェアと工場情報ネットワーク間でのデータ共有を可能とします。
ASBはOPC協議会の会員です。Vision1はOPC規格に完全準拠していますので、安心してご利用いただけます。
各成形機のライセンス契約とデータアクセス設定が完了すると、ユーザーは国内外を問わず任意の場所から現在の稼働状況にリアルタイムでのアクセスが可能となります。現場を離れていても常に「最新の情報」を知ることができます。
ユーザーの技術サポートスタッフは、接続された成形機に遠隔地からアクセスが可能となります。複数の工場であったり、スタッフが現場にいない週末であっても、効率的な監視とトラブルシューティングが行えます。
また、メンテナンスのリソースを効率的に活用でき、計画的なメンテナンス実施を促進します。
Euromap 82.1は、プラスチック産業におけるデータ交換の標準プロトコルであり、採用する付属機器メーカーが増えています。
Vision1は、その共通規格であるOPC UAを使用しているため、成形機のメインコントロールパネルからネットワークに接続された付属機器を自由に制御・監視することができます。
さらに、Vision1機は工場との接続に必要なハードウェアとソフトウェアをあらかじめ装備しています。「Vision1 for Factory」ソフトウェアは、ITスタッフによるセットアップが可能で、すでに稼働中の互換システムとも統合することができます。